- 「天国」（ヘブライ語 shamayim）という言葉は、旧約聖書では「高く、尊い」という意味です。新約聖書のギリシャ語（ouranos）では、「天」という意味であり、この語源は「覆い」または「囲む」という意味から来ています。要するに、「上の方にある」という意味です。
- 「天国」とは、基本的には「神と共にいる場所」であり、「すべての善の源と共にあり、すべての悪から隔てられた場所」です。救われること自体が神の継続的な創造であり、新しい天地への展望です。
- 最後の審判の時に、天国が完全に訪れるでしょう。その前に、神による宇宙のすべての悪に対する審判や、宇宙全体の更新が伴います。更新の範囲は非常に大きく、例えば死者が復活して審判を受け、永遠の命を得るための身体を得ることです。神の国は、神の新しい世界への肯定であり、救われた自然への肯定であり、再生された創造への肯定であり、それは勝利、自由、命、そして喜びです。
- 現在の身体と復活の身体は、種子と植物のように異なるため、復活後の状況をほとんど想像することができません。また、天国が完全に訪れた後の状況を想像することも難しいです。ただし、それが「変化」であることはわかっており、現在の身体や存在と関連があるが、その変化の大きさは言葉では表現しがたいです。